壱劇屋 「戰御史-Ikusaonsi-」をみました。
壱劇屋 11月公演 「戰御史-Ikusaonsi-」
観劇しました!お疲れさまでした!
…こんなとき、どんな風に書き始めればいいのかわかりません。
たった140字でも書きたいことを書きあぐねて、下書きを幾つも溜めては削除して溜めては…のタイプです。これまで感想が書きたいと思うことはあれど、そんな自分にブログが務まるとは到底思えず実行には至っていなかったのですが、まあそんなこた置いといてちょっと書いて整理しないと自分でも訳わかんないすよ、とライト思考な側の自分が、過去に作って放置していたはてブロを引っ張ってきてくれたので書きました。
5ヶ月連続公演は、というか、壱劇屋さんの舞台は10月公演の「心踏音」ではじめて見ました。
今思えば、これもちゃんと当時の気持ちをメモしておけばよかったなあと後悔しているのですが、「今年度見れて良かった舞台っていうか生でやるイベント的な公演的なやつ?ベストスリー(ちょっと改変)」に11月末現在堂々ランクインしています。しぬほどないた。
心踏音では、途中まで分からなくてモヤモヤとしたものが、ある瞬間にカッチリとハマる体験をして。それが、めちゃくちゃに悲しくてオンオン泣きましたが、同時にその瞬間がめちゃくちゃに爽快でした。
日常生活で泣くほど感情が動かされることって滅多にないですし、また、あの爽快さが味わえるかなあと楽しみにHEPホールへ向かいました。11月26日。65分の観劇を終えました。
わからない!わからなかった!くやしいー!
そんなわけで、リアルタイムで苦戦していたときのとっ散らかったわたしの頭の中をここに書き記します。
感想であり妄想であり解決されてない疑問。
~ ここから ~
ろうそく男さんはパッと見は柔和でいい人そうですが、やっぱりヤバさが勝ってると思います。急な訪問者にご飯食べさせてくれる人ヤバいでしょ。でもご飯炊いてお味噌汁作って待っててくれたのかと思うとちょっと萌え。
なので(なので?)、表助が普通の人間であれば、ろうそく男は普通じゃない人間か、人間じゃない何かなのかなと思いました。人外感がすごい。
ご飯タイムのシンメを見てると同一人物?過去と現在?とか考えたりもしたのですが、自分と同じテンポで箸を進めるろうそく男に気味が悪くなって、表助がご飯をかき込むシーン。それについてこないところで、やっぱり別の人でいっか(軽)という気持ちで見ることにしました。
それぞれの刀、武器に触れると元々の持ち主の記憶が流れ込んでくるのかな?とふんわり想像。
表助⇆ろうそく男の対関係と、2人がお互いにとって特別であることはよくわかったのですが、その他の色付き戰レンジャーの方々との後のオールスター戦でモブと同列で戦う色付きレンジャーの方々を見ると、彼らは個としての意味はあんまりないのかな?と思いました。
ろうそく男のコマのような感じがする。
表助に対しての後助。名前から言って対になりそうなのはこの人だと思うのですが、どうしても対になる存在として認識できなくてこの人が一番引っかかっています。表の対は裏?後の対は前?
後助は表助のこともろうそく男のことも知っているけど、表助主観のときはろうそく男が見えない。ってやっぱり2人は同一人物なのか…結局ここは台本を読んでからもこんがらがってよくわからなくて笑、こうだ!というわたしの中の決着がつきませんでした。
(同じ場面において、誰かの中にいる表助と、大熊さんビジュアルの表助が同時に存在していることを脳が処理しきれてない進行形)
2人が全く別々の存在だとしても二重人格としての同一人物だとしても、なぜろうそく男は表助に固執するのだろう。
ろうそく男は戦闘の頂点にいる神だとして(表現が中学生男子でしかない)、自分がこれまで体験してきた戦いを追体験をさせている?表助を自分と同一化させようとしている?みたいに考えて楽しくなってきました。
中学生男子なので戦闘狂キャラとかめちゃくちゃ興奮するじゃないですか?ろうそく男は戦いたがりだから、自分と同じレベルで戦える人を求めていて、あの家で手ぐすね引いて待っているのかなあ。
だったら表助に執着する必要ないか…たまたま表助の順番だった的な…的な…的な……
〜 ここまで妄想 〜
とんちんかんなことを言ってるかどうかはともかく、わかりたい〜と思う一心でここまで考えながら見ることができる頭のキャパが自分にあったことに驚いて、ちょっと書き留めておかなくては!という気持ちになりました。笑
心踏音のときみたいにカチッとハマる爽快感は味わえませんでしたが、よくわからなくて考えながら見るのも楽しいものなんだなぁ、と観劇初心者、実感しています。
ところで、感想や考察を読んでしまうと、とたんに自分が思ったことなのか人が思ったことに共感したことなのか、すぐわからなくなって混同してしまうので(バカ)、まだタグもチラッとしか見ていないし、どなたの感想も考察も読んでいません。読むのが楽しみだ〜というかはやく、なるほど!ってなりたい〜
以下、帰りの電車で覚え書きしていたメモの原文ママ+今読み直して書き加えてみました。
百発百中で語彙力が死んでいますが、通常営業ですのでご安心ください。
・雨の音で心踏音を思い出してウッ…となる。
雨音は5作で繋がってるのかな?3と4だけのたまたまか
とくに心踏音を見に行った日は劇場を出ても雨が降っていて、話が終わっても雨が降り続いている…という気持ちになっていました。
・大熊さんの周りの人は現代的というか近代の戦争みがある
項垂れる人と人間の動きから外れた動き、マイムの奇妙さすごいこわい
・頑張って話の筋を追いかけてても同時多発殺陣になるとうわーーーかっこいいーーー!と思うだけの頭になる
・頼れる相棒(心踏音の記憶が濃い)的な竹村さんの役好き。
大熊さんを背負って戦うところ良かった。番頭さん。笑
・斧を武器にするのは巨漢もしくは小柄な少女がいいと常々思っています。(モンハン脳)いろんな武器が見れたのも楽しかった。
どなたなのだろう、調べる。体格だけでつよい。
満腹満さん。記憶記憶。
モンハン脳としては、ハンマーも見てみたい(好き)
・というか折り込みのパンフレットにも書いてあったけど、つまりは竹村さんの憧れとかワクワクドキドキこんなの見たい!が詰め込まれてたんだろうなあってなってる。色んな武器で戦うしめっちゃ戦うし。赤星さんかっこいいよびっくりするよ。
カテコ後のちょっと喋るやつで食い気味に「かっこよかったでしょぉ〜!!」ってテンション爆上げの竹村さん少年のようでした。笑
・吉田さんの盲人は緩急が凄まじくて目も理解も追いつかない戦い方でスゲーーーッと思ったけど、赤星さんはずっと目では追えてるんだけどまだやる!まだやる?!ってくらい動きっぱなし殺しっぱなし(一定のときまで、あっこの人絶対無傷だなと確信できる立ち回りでした)で人間こんなに動けるのかと思いました。所作というか一つ一つの動きが綺麗だ。ほんとかっこいい。
ところで、笑うのはあらすじにもあるので赤星さんの役そのものの特徴なのかと思ったけど、あの仮面を取るような仕草は緑の人由来なのか?
わたしたちが見ていた狂人は、つまりはろうそく男だったわけで。あのおっそろしい笑顔を見せる仕草はろうそく男の個性だったわけですかね。
・色んな人の戦いの記憶が武器に詰め込まれてて、触れると流れ込んでくる的な?
赤星さんと大熊さんの関係がやっぱりわからない。同一ってわけではないよね。同一化させたい?ウーーー
黄色い人に見えてなかったのはなんだろう。
繰り返させる赤星さんにどういう意志があったのかな?殺されたい?殺したい?ウーム 戦いたがりなのか
・あと説の上手くなった河原さんって心踏音で嫌な奴だったあの人(1217追記:ではなかった…すみません。顔と名前の一致が急務)かな。かっこよかったーぴょんぴょんって跳ねてから戦うスタイルはこの人。っていうかそういうクセみたいなのも移ってるってこと?。トリッキーな戦い方って見てて楽しい。
わたしたちが見ていた狂人は、つまりはry
となると、狂人は他の強者とは違ってほんとにただの気の狂った人だったり?
・戦う人の武器に触れるたびに戦う人が変わるシーン好き。
ステージにあんだけ人数いてあんだけ自由に全員が戦えるのやばくない?やばい。
メインというかカラーのある人たちもモブと同列で戦ってたから、あーこの人たちはそんなに話の根本には重要な人ではないのかな?とここで思った。斧の人が出てきてテンション上がるやつ
・大熊さんは結局巻き込まれマンだったのか。?
当社比黄色い人の印象が薄すぎるもっとちゃんと見ておくべきだったな。黄色い人て。
でも赤星さんを延々終わらせてたのはこの人だし、なにか重要な役回りだった?あーわからんくやしい 最後は斬られてたけど
麻酔銃だったのかー!
・布の色は赤だけだった?紫もあるように見えたけど照明の具合かな。大切な布。
・墨絵バーンは問答無用でカッコいい
間違いない。
・ご飯ほんとに食べてた。
かき込んだとき、同じ動きじゃなかったから同一人物ではないのかなあと思ったんだけどね。やっぱりどうしても赤星さんが追体験させたい説がアツイけど、そこまでする動機が分かんないよねーーーあーわからん!わからん!
・今回4列目くらいに座ったんですけど、音のライブ感がすごい!お腹にズンズンくる音大好きなので、推しゾーン見つけたなって感じでした。段差の上が好き。
そしてついに来月は5ヶ月連続公演ラスト!
12月公演「荒人神」 楽しみです。次はどんな体験ができるだろう